令和元年の東京十社巡り

令和元年に都内の元准勅祭社である神社十社を巡拝する「東京十社巡り」をしました。

令和元年の東京十社巡り

2019年5月1日に徳仁天皇が第126代の天皇として即位され、令和の新時代が始まりました。

その新しい時代の始まりに、東京都内の元准勅祭社である格式高い神社を巡る「東京十社巡り」をするのも縁起が良さそうですので、令和元年に家内と二人で東京十社巡りをしました。

東京十社は全て東京23区内にあり交通の便も悪くはないので、その気になれば一日でまわれると思いますが、特に無理をする必要もないので、私たちは4回に分けてゆっくりと巡拝してきました。

東京十社(とうきょうじっしゃ)と東京十社巡り

天皇が勅使を差遣して祭祀を行う神社を勅祭社(ちょくさいしゃ)と言いますが、明治維新により東京に奠都(てんと)した明治天皇は、東京の鎮護と万民の安泰を祈願するために、1868年(明治元年)に東京近郊の主だった神社12社を新たに准勅祭社と定めました。

ただこの制度は早くも1870年(明治3年)に廃止され、12社は元准勅祭社となります。

東京十社とは、元の准勅祭社12社の中から遠隔地にあった府中市の六所宮(現「大國魂神社」)と埼玉県久喜市の鷲宮神社を外して、1975年(昭和50年)に定められた都内の神社10社です。

東京十社を巡拝する「東京十社巡り」は、その年の昭和天皇即位50年を奉祝して企画されました。

東京十社巡りは歩けば十里七丁(約40km)で、特に巡拝の順番などに決まりはなく、自分に合わせて巡拝するのが良いみたいですが、最初に参拝した神社で東京十社巡り専用の御朱印帳を購入したい方は、その神社で購入出来るかどうかは確認した方が良いと思います。

因みに私たちは最初に参拝した根津神社で御朱印帳を入手しました。