根津神社(根津権現) 文京区根津
根津神社は日本武尊が1900年近く前に千駄木の地に創祀したと伝えられる古社です。
文明年間に太田道灌が社殿を奉建し、五代将軍徳川綱吉が宝永二年(1705年)に天下普請と言われる大造営を行い、翌宝永三年(1706年)に完成した権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門の全てが空襲や震災などの難を逃れて現存し、それらは国の重要文化財に指定されています。
つつじの名所としても知られ、私もつつじの季節に何度か参拝に訪れたことがありますが、新しい天皇陛下が令和元年5月1日に即位されたことを契機に東京十社巡りを始めようと、令和元年5月3日に根津神社に参拝しました。
この連休は天皇陛下の即位を祝って全国の有名な神社に参拝される方も多く、丁度ツヅジが満開になる時期で天気も良かったことも相まって、根津神社の境内はなかなかの混雑ぶりでした。
根津神社の本殿を参拝した後は、千本鳥居をくぐって乙女稲荷神社と駒込稲荷神社にお参りしました。
京都・伏見稲荷の鳥居ほどではありませんが、こちらの鳥居もコンパクトにまとまっていて風情があります。
また乙女稲荷の御祭神の倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)は五穀豊穣の神様ですが、この神社は縁結びのご神徳があるとされているため、真剣に参拝されている方も多く見受けられました。
根津神社には東京メトロ千代田線の根津駅から歩き、参拝してから社殿の横の授与所東京十社専用の御朱印帳を購入して御朱印を頂きましたが、頂いた御朱印が墨の手書きではなく印判(スタンプ)だったのが意外でした。確か以前に頂いた御朱印は手書きだったように記憶しています。
参拝を終えた後は都バスに乗車して、亀戸天神社まで向かいました。
御祭神:
須佐之男命(すさのおのみこと)
大山咋命(おおやまくいのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)
(相殿)
大国主命 (おおくにぬしのみこと)
菅原道真公 (すがわらのみちざねこう)
所在:東京都文京区根津1-28-9
アクセス:東京メトロ千代田線 根津駅 徒歩5分
東京メトロ千代田線 千駄木駅 徒歩7分
東京メトロ南北線 東大前駅 徒歩5分
都営三田線 白山駅 徒歩10分
社務所受付:9:00 ~ 17:00
御祈祷受付:9:30 ~ 16:00












